「千年前の人々も、千年後の人々も、誰かのために尊き祈りを捧げる。太古もいまも未来も変わらない、星に願いを捧げる姿が描かれています」。こう作家が語る心情が、長寿と持続を象徴する亀と、願いを託す対象の星、夜空というモチーフの組み合わせによって表された作品。時間を超えて繰り返される祈りは確実に積み重なり、希望へと歩んでいくはず。
唐紙師。作家独自の技法から生まれるブルーアート作品は、八百万の神や精霊と共に手掛けた詩情宿るスピリチュアルな青として「トトブルー」と呼ばれ、別格の青い世界観と物語を生み出している。日本唯一400年続く唐紙屋の伝統を継承しつつ、現代アートなる唐紙の世界を築いている。2024年、トトアキヒコ改め千田長右衛門を襲名。