展示場所:名古屋観光ホテル 熊谷とあかぼし(地下1階)
月華香
「月華」とは月の光が花や水面に落ちることで生まれる、儚くも幻想的な輝き。裕人礫翔氏による金箔の表現も、この「月華」のようと言えるかもしれません。鋭く発光するのではなく周囲の闇や陰影によって浮かび上がり、ふとした瞬間に感覚へ入り込み、あとになって思い出される。まさに月の光のように。あるいは、かすかに残る香りのように。
裕人 礫翔
1962年京都府西陣生まれ。箔アーティスト・伝統工芸⼠。京都西陣の引き箔⼠の父から受け継いだ箔の伝統技術を生かし、箔工芸を日本だけではなく世界に伝え残したいとの想いから、唯一無二の箔アーティストとして世界各地で作品を発表。建仁寺をはじめ、さまざまな神社仏閣の屏風や襖絵などの文化財の復元も担当している。