素材:ステンレス・鉄・箔
展示場所:エスパシオ ナゴヤキャッスル 宿泊ロビー(4階)
光景 — 松 —
作家が長年続けている、樹を金属で制作するシリーズ。モチーフとなる木の種類は今回の松に加えて桜や梅、紅葉、欅、柘榴など、素材もガラスやステンレスを用いるなどさまざまなのですが、興味深いのは写実だけを目指していない点です。作家はこう語ります。「立体化した時に新たな心象風景が表出する」。つまり、これは松の“記憶”を彫刻化した作品なのだと考えられます。
中林 丈治
1974年神奈川県生まれ。1999年武蔵野美術大学大学院造形研究科修了。武蔵野美術大学 飯田三美賞受賞。「第16回鹿島彫刻コンクール」奨励賞受賞。多様な金属で抽象的なレリーフから具象的な立体まで幅広い作品を制作。パレスホテル東京、マンダリンオリエンタル浦東 上海など国内外のアートワークを手掛けている。